着物の畳み方
「帰宅後の着物の処理」でもお伝えしたように、着用後は着物を干して湿気を抜きましょう。
着物が乾いたら、以下の手順で綺麗に畳んでしまっておきます。
浴衣も同じたたみ方をすることができます。
ここでは、最も基本的な本畳み(ほんだたみ)について、ちょっとしたコツとともに解説します。
浴衣の畳み方もこの本畳みになりますので、一度しっかり覚えると便利ですよ。
きものは埃を嫌います。
きものを畳む際も、できれば衣裳敷きなどを用意しましょう。
衣裳敷きの上で畳むだけでも、きものを汚れから守ることができます。
今回は畳み方説明のために、衣裳敷きを2枚使いましたが、一般的には1枚揃えていただければ充分です。

畳んだ着物は畳紙(たとうし)に包んでタンスに収納します。
必ず着物用の防虫剤を一緒に入れ、できれば年に一度は虫干しをして防虫剤も取り替えましょう。
帯も同様です。
他、小物類(バッグや髪飾り)は型くずれしないように箱に入れたり、バッグの中に詰め物をしたりして保管します。
こちらにも、防虫剤を入れておきましょう。
草履は裏を軽く水拭きして、袋か箱に入れて保管します。
着物が乾いたら、以下の手順で綺麗に畳んでしまっておきます。
浴衣も同じたたみ方をすることができます。
▼きものの畳み方
きものの畳み方を紹介します。ここでは、最も基本的な本畳み(ほんだたみ)について、ちょっとしたコツとともに解説します。
浴衣の畳み方もこの本畳みになりますので、一度しっかり覚えると便利ですよ。
きものは埃を嫌います。
きものを畳む際も、できれば衣裳敷きなどを用意しましょう。
衣裳敷きの上で畳むだけでも、きものを汚れから守ることができます。
今回は畳み方説明のために、衣裳敷きを2枚使いましたが、一般的には1枚揃えていただければ充分です。

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まずは着物を広げて、着物右身頃の隣に並行に座りましょう。
自分側の身頃を衿とともに内側に折ります。
着物は長方形を意識して、脇線などきちんと折り紙のように重ねて下さい。
- 続いて、手前の衿と裾先を持ち、自分側に持ってきます。
- 袵(おくみ)という前身ごろを、縫い目から自分側に更に折ります。
- 奥側の衿先と裾先を持って、手前にひっぱってきます。
- 袵(おくみ)同士をしっかり重ねます。この時、衿もきちんと整えましょう。
- 奥にある縫い目(脇縫い)を持って手前に持ってきます。
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脇縫いがそろうように、身頃を重ねます。
手で左右にきものを撫でて、きもののシワを取りましょう。 -
次は衿の始末です。衿には中心に折り目があります。
この折り目に沿って、内側に折って下さい。 - 衿を折ったら、そこを左手で押さえて、右手で上下重ねた衿先を持って軽く引っ張り、衿に畳みシワが残らないようにします。
- その後、背縫いをずらさない様に注意しながら、身頃を重ねます。
折り目に沿って畳むと、衿は自然ときれいなカーブとなります。 - 袖の上一枚目を持って下さい。
- 袖をそのまま縫い目に沿って、身頃と重ねます。
- 裾を持って、腰付近にある折り目に合わせて内側に折ります。
- 左手で裾と肩を重ねて持って、右手は下身頃の折り目を持ったら、シワを取るために優しく左右に引っ張ります。
- 持ちやすいように、もう一度軽く内側に折ります。
- 残った下側の袖と、身頃を重ねて持って、一気に下側の袖を身頃の下に持っていきましょう。(どうしても上手く出来ない場合は、裏返しでもOKです)
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小さく重ねたまま、たとう紙の上に持って行きます。
大きいまま運ぶと、着物が型崩れしやすいので、小さいまま運ぶのが成功するコツです。 - たとう紙に置いたら、先ほど軽く折った分を、元に戻します。
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たとう紙もサイズがあります。
きものをキレイに保管するためには、きものの大きさに合った、たとう紙を用意しましょう。そうすることで、無駄なシワが付くことを防げます。



















畳んだ着物は畳紙(たとうし)に包んでタンスに収納します。
必ず着物用の防虫剤を一緒に入れ、できれば年に一度は虫干しをして防虫剤も取り替えましょう。
帯も同様です。
他、小物類(バッグや髪飾り)は型くずれしないように箱に入れたり、バッグの中に詰め物をしたりして保管します。
こちらにも、防虫剤を入れておきましょう。
草履は裏を軽く水拭きして、袋か箱に入れて保管します。